ガラス戸

SUMMARY

製品概要

ガラス戸とは、ガラスをはめ込んだ戸を指します。

ガラス戸は框が細く、ガラス部分が戸の大半を占めるため、採光に優れ、木材やガラスの組み合わせによっては幅の広いデザインを実現することができる利点があります。 カフェや古民家など、レトロな雰囲気を重視する建物でも入口や窓に使用されることも多く、オシャレで味のある建具です。
ただ、ガラスが割られる恐れがあり、建物内の見通しも良くなってしまうため防犯面では弱く、ガラスをはめ込む隙間を作らなければならないことから気密性(隙間の少さを示す度合いのこと)も下がってしまいます。 また、使用するガラスによっては断熱性(外の熱気・冷気を遮断する能力のこと)も落ち、ガラスの破損による交換などのメンテナンス費用がかかることも難点と言えます。 しかし、現在ではガラスも使用環境を考慮したさまざまな機能を備えたものがあり、ガラス部分を小さくするなどして防犯性を上げる作り方も可能です。
ガラス戸によく使用されるガラスには、透明のクリアガラスをはじめ、表面がでこぼことした型板ガラス(ダイヤガラス)、白く半透明で視線を遮ることのできるすりガラスなどがあります。 お客様のご用意したステンドグラスを活用したガラス戸も作ることもできます。

FEATURE

特徴

  • ・ガラスによって多様に雰囲気を変えられる

  • ・ガラスによって目隠し効果を得られる

  • ・採光がしやすく室内が暗くなりやすい場所で利用しやすい

  • ・ガラスの交換・メンテナンスに費用がかかりやすい

PATTERN

パターン

  • ・クリアガラス

    透明のガラスで、建物に使用されることが最も多い一般的なものです。 光を採り入れやすく、外の見通しも最も良いの特徴です。 一方で視線を遮ることができないため、防犯面では劣ってしまうという欠点もあります。

  • ・型板ガラス(ダイヤガラス)

    表面がでこぼことした加工が施されたガラスです。 でこぼことした加工を施すことにより、ガラスの向こう側をぼかし、視線を遮る働きをしてくれます。 昭和初期に特に人気のあったガラスで、現在でもレトロ、またアンティークな空間を作り出すのに和洋問わずに人気のあるガラスです。

  • ・すりガラス

    白く半透明な色に、片面は触るとサラサラとした感触のあるガラスです。 他のガラスと比べてガラスの向こう側を強くぼかしてくれるため、目隠し効果が高いのが特徴です。 ただ、凹凸面を水で濡らしてしまうと、凹凸部分が水によってなだらかな状態となってしまい、光の乱反射をすることができなくなり、透明なガラスと同じような状態となります。 そのため、結露が起きやすい場所や水のかかりやすい場所では設置方法を考える必要があります。

製品イメージ 製品概要 特徴 パターン