フラッシュ戸
SUMMARY
製品概要
フラッシュ戸(フラッシュドア)とは、木材で作った骨組みの表裏を合板などで接着し、表面を平らに仕上げた戸を指します。
戸本体の一部を切り抜いて、ガラスをはめ込んで小窓を作ったり、洗面所などに設置される場合にはガラリ(細長い板が均等に間隔を空けて平行に並んだパーツ)を付けたりすることもあります。
表面に張る板にはラワン合板、メラミン化粧板、突板などがあり、その他にも表面を塗装したり、木目シートを貼ったりする場合もあります。
比較的製作がしやすく、戸本体も軽めであるため、蝶番やクローザーなどのパーツに負担がかかりづらく、メンテナンス費用を抑えられる特徴があります。
そのため現代の住宅では最も多く設置がされる建具です。
表面に貼る板やレバーなどのパーツと組み合わせることでさまざまな部屋にマッチするので、デザイン性も損なわない点も多くの人に受け入れられているポイントのひとつです。
FEATURE
特徴
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・本体が軽量であるため、開閉がしやすい
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・他建具と比べて製作が早く、価格も安価
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・シーンに合った合板を使って製作が可能
PATTERN
パターン
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・無地
表面に合板などを貼り付けた一般的なタイプです。
現在では一般住宅の各部屋の入口や押し入れなどに最もよく使われるタイプの戸です。 -
・額入り
無地タイプを部分的に切り抜き、採光ができるようにした小窓が付いたタイプです。
主に廊下やトイレなど、戸を閉めた状態でも採光ができるようにしたい場所に設置されます。 -
・ガラリ入り
無地タイプを部分的に切り抜き、換気ができるようにしたガラリ付タイプです。
主に台所や洗面所など、換気が必要とされる場所に設置されます。 -
・額・ガラリ入り
額とガラリの両方を付け、採光と換気の両方をできるようにしたタイプです。